■
- 疑う
クオリアの懐疑する。というのは至極当然のことのように思う。でも「懐疑する」というのは「破壊」ではなく「真実を見ぬく」ということなのではと思う。疑う＝否定の何故か分からない式がこの世の中にははびこっていると最近感じてます。大抵は否定したあともう無視というか、所謂「追う」のをやめるんだけど、これは明らかに変。茂木さんもバラエティのコメンテーターなんかに出てきてから怪しく感じ始めたけどそれで彼を否定するんじゃなくて、疑い始めたときであるからこそもっとよく知ってみようっていう思考回路が自分にもっと高い優先順位であれば、と思う訳であります。
チェコのクレイアニメ、しかも短編（長編みたいのだけど見る媒体がyoutubeしかないので）にはまっています。シュバンクマイエルは前からだけど、最近はブラザーズ・クエリという双子の映像作家チーム。シュバンクマイエルは食べ物へのこだわりが半端でなく、アニメの中に本物の鳥肉とか牛肉がでてきて動く。だから鳥の腿肉なんかを切るときはそのアニメを思い出したりする。食べてるシーンなんかも机とか自分の手とか食べてるのにやたら美味しそうに見えるので気持ち悪いのと自分も食べたい気持ちが重なって不思議な感覚に襲われる。それだけ生々しいのが彼の魅力なんだろうけど。
