写真について

1.もちろん今日も写真をとりまくったのだけれども、ふと気づいたことはどれだけ自分は保存という行為が好きだということ。これは改めたほうがいいな絶対。友達がブログで「写真は全てを写すものではない、全てを写さないものだ」といっていたが言いたい事はとてもよくわかる。空気感を一枚の紙にパッケージして持ち帰るのはとてもいい行為だと思うけれども、実際に感じる場に行っておきながら保存にしかしないのは悲しすぎる。そんなんだったらわざわざ行かなくても写真集でも買って家でみればいい話だ。写真は視覚でしかない、その場に行けば、お土産屋の店員さんの声、修学旅行生が迷ってる姿、着物屋の匂い、肌を否応なく刺激する空気がある。

2.僕はなんだかまるで絵を描いてるように写真を撮ってるような感じがします。完全に自己満足なんですけど、自分色がでる写真を撮ろうと。だから今日であれば灯篭にはまったく関係なくても自分がよいと思ったものはなんでも撮る。それがとても楽しい。これは絵が下手な人であるほど顕著なのでは。絵が下手な人はデジカメを買おう。デジカメは失敗がきくから素晴らしい。