情報デザインⅠ

情報デザインⅠの授業がかなり面白い。今日はまず五感の認知に初まり、インターフェイスアフォーダンスマトリックス、最後にはデカルト哲学の話になって終わった。先生も話が上手で一貫性の分かる内容でなかなか刺激のある講義だった。んーそれで、とにかくいろいろ跨ぐ講義だなあって思ってたらちょうど茂木健一郎先生が芸大の講義(彼のブログで配信されている)で言っていたこんな言葉を思い出した。

「質感や脳科学っていうのは幅が広すぎるし新しい分野だから、世間的にも僕自身でもまだいまいち掴みにくいとか目的がよく分からない認識があって、そしてそれが僕自身の無力さの裏づけとか悪く言えば言い訳?になっていて、それで安心している自分がいる」みたいな内容だった。

面白いな、興味深い、いろんな解釈ができるなあ。なんだろう、今日の授業も確かに面白くはあったけれどもデカルト、だからなんだ、仮想現実、だからなにや、って言われたら返せない。幅広く知識集めてうわーとか言って頭よさそうな気にでもなってるんだろうか。いやでも確実に自分が全く知らないところでもインターフェイスと心理学は関係性は世間に影響をおよぼしているし、デカルトだって机上の空論でないはずだ。まだ自分が小手先の知識集めて喜んでるだけってことか、インプットをもっと濃密にしよう、そうだ。