ミニマル

このブログで何回言ったかこのことば。しつこいんじゃなくて、なぜか最近ミニマリズムを考えることが多いんです。このまえはプログラミングで、今日は音楽。先週の日曜京大にライブに行ったコーネリアスについてなのだけど、彼の変遷を辿ってみるとだんだん音楽がミニマル化してる。初期は楽器も多くて、楽曲も劇的に変化してて。でもこの前のアルバムなんかは楽器も四人でまかなえる程度で、曲も基本のリズムが延々と繰り返してそれにいろいろな装飾を加えただけのミニマルミュージック。ミニマルミュージックといえばスティーライヒも忘れてはいけないところなんだけど、今日は割愛、というかずっと割愛(笑。ミニマリズムって勇気がいるなって思う。なぜかって、要は自分の主義主張をどれだけシンプルに提示できるかってことだから、若干掴みづらい分下手するとボロが少しでも出たらボコボコに叩かれるんではないかと思うんですね。毛糸のセーターの少しだけ出てた紐の部分を引っ張ったら、そこからほどけていって最後には毛玉だけになった、みたいな。いろんな装飾(文章でいうと妙な言い回しとか)をつけるのもアリかとは思うのだけど、ミニマリズムはやっぱかっこいいなあと思うわけ。